嘉納治五郎大系・14冊/講道館監修/これまで一般にはほとんど目に触れることのなかった教育界などに遺した論文・講述記を数多く収録する

商品説明
嘉納治五郎大系・14冊/講道館監修/これまで一般にはほとんど目に触れることのなかった教育界などに遺した論文・講述記を数多く収録する

師範没後50年記念出版・嘉納治五郎大系、第1巻-第14巻の14冊(別巻は欠)でまとめてみました。ゆうメール・レターパック規格外 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

嘉納治五郎精神の原点を明らかにして、現代にそれを問いたいという阿部修社長の情熱は、ついに「嘉納治五郎大系」という、まったく新しい形の出版物として、 ここに再び実を結ぶことになった。

同「大系」の大きな特徴は、まず、嘉納治五郎の遺した著作を、各所に散逸していたものまで丹念に博捜し、可能な限り網羅的に収集したこと、第二に、講道館雑誌のみならず、これまで一般にはほとんど目に触れることのなかった、教育界などに遺した論文・講述記を数多く収録し、初めて嘉納治五郎の全体像を提示し得たことである。これは講道館にとっても、まことに意義深いことである。

嘉納治五郎が明治十五年に創始した講道館柔道は、今や世界一二〇か国以上で親しまれており、まさに国際的規模のスポーツとなっている。そして来年は、アジアでは東京に次いで二番目の、韓国のソウル・オリンピック競技大会が開催される年でもある。このような現在、柔道の創始国である我が国そして講道館が、国際的に果たすべき責任は ますます重いものとなっている。

1 講道館柔道
2 柔道史/柔道修行/柔道試合と審判記規程
3 柔道実技
4 人生論
5 教育論Ⅰ
6 教育論Ⅱ/国家と時代
7 青年修養訓
8 国民体育/国際オリンピック大会
9 精力善用・自他共栄
10 自伝・回顧
11 嘉納治五郎伝
12 写真集
13 年譜
14 資料・索引

没年：昭和13.5.4(1938)
生年：万延1.10.28(1860.12.10)
明治から昭和期の教育者、講道館柔道の創始者。初代日本体育協会会長。摂津国御影村(神戸市)生まれ。東大卒。日本古来の柔術、武術を改良して新技術「柔道」を編み出す。明治15(1882)年、東京下谷北稲荷町の浄土宗永昌寺の書院を借りて講道館を開設。22年から8回欧米をまわり、柔道を世界のスポーツにする基盤を作った。学習院教授、第一高等中学校長、東京高等師範学校長などを歴任。42年、日本最初の国際オリンピック委員会(IOC)委員となり、44年、大日本体育協会を組織する。翌年、日本のオリンピック初参加となった第5回ストックホルム大会にマラソンの金栗四三らを率いて、団長として入場行進した。第12回オリンピック大会(1940)の東京招致(のち戦火の拡大で大会返上)を決定したIOCカイロ会議の帰途、肺炎のため氷川丸の船中で没した。

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品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱小傷、小汚れ、小破れ。ページ小黄ばみ。2-3冊ぱらぱらとめっくた感じでは書き込み・線引き見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。482353旧