【極レア品！】ニッカン　インペリアル　ロングコルネット　赤ベル1枚取り　美品です。器材整理のため出品させて頂きます。"ヤマハの前身"などと言う間違えたイメージがあるため軽く見られがちなニッカンですが、実際はヤマハが管楽器を始める際に吸収した全くの別会社になります。ヤマハとはまた違った丁寧な造りが特徴で、特に最上位モデルで合併前、最後の最高傑作インペリアルは日本製トランペットで唯一の1枚取りの赤ベルになります(有名なニニロッソモデルは2枚取りベルです！)。合併後、ヤマハはニッカン色を払拭するためか、"インペリアル"の名称をランクの低い楽器に使用したため、一般的にはそちらのイメージが強く、前述のような高品質の最上位モデルがメルカリ等で格安で入手出来る一因となっています。詳しいマニアにはたまらん状況ではありますが。こちらはそのインペリアルの中でも特に珍しいロングコルネットになります。ヤマハもプロモデルで赤ベルのロングコルネットを作っていた事があり、私も以前持っていましたが、2枚取りベルだったのと、楽器自体が月とスッポンぐらいの性能の差がありました(響き、レスポンス、気密性、操作性は勿論、手で持っただけでも判る位の造りの良さ等)。ヤマハは結局、ニッカンインペリアル程のクオリティの赤ベルは作らなかった(作れなかった？)ようです。バルブケースも初期のニニロッソモデルと同様に2種類の素材で作り分けるといった手の込んだツーピースになっています。ラッカーの残存率は極めて高く、全体的な小傷や1箇所の剥がれ(写真9)、第1ピストンキャップのフェルトの傷み(写真9)はありますが、ピストンやスライドは新品同様にスムーズに動作します。フェルトは消耗品なので、気になる方はヤマハでご購入下さい。色は違いますが、サイズは恐らく共通と思われます。メーカーロゴはありませんが恐らくホルトンのダブルケース(鍵付き)とコーンのEZ-TONEのマウスピースが付きます。購入、発送後の返品には対応致しません。説明と写真を充分にご確認の上、ご購入をお願い致します。必要であれば写真を追加しますので、コメントにてお知らせ下さい。美品とは言えのビンテージ楽器ですので、その点をご理解頂ける方のご購入をお待ちしております。